1月30日(土)、八十二銀行が主に小学校低学年の子どもを持つ保護者を対象に「進学セミナー」を開催。前半は「諏訪地区の進学状況と今後の動き」と題して、㈱アイキューブの鈴木崇仁チーフが講演を行った。
同行の教育関連のセミナーは2回目。昨年7月に岡谷地区で開催し、同じく鈴木チーフが講演したが、好評だったことを受けて今回の開催となった。会場となった天然酵母パンレストラン「麦わらぼうし」(諏訪市城南)に定員に達する家族連れが来場した。
講演の内容は中高一貫校など諏訪地区の中学、高校、大学への進学情報の概要が中心。導入は、お馴染みの「古畑型」「コナン型」という問題の解き方のパターン分けから入り、わかりやすい説明や具体的なデータを用いて保護者にさまざまな情報を紹介していった。特に諏訪平の高校の大学進学状況のパーセンテージが落ち込んできている理由や、現在の小中学生が今後直面する大学入試改革の概要等に大きな関心を示していた。
鈴木チーフは、勉強をしている子どもが「わからない」と言った時に、ぜひ保護者として念頭に置いてほしい心構え、対応法も提案。最後には、子どもが学習を進めていく中での関わり方として、「計算ミスをした」と思っている子どもへの「理屈の理解と書き方の徹底」の大切さや、暗記でたくさんの単語や用語を覚えていく際に意識したい「入力―保存―出力」という記憶のメカニズムをひもといて、今後の毎日の生活への参考としてもらった。参加者はうなずいたり、メモをとったりしながら真剣に聞き入っていた。
当日は、長野日報が取材に訪れ、記事に掲載してくれました。
(以下は掲載いただいた新聞記事=1月31日付3面)