ベトナムで、いずみ塾(Izumijuku)を紹介する記事が掲載されました。
「Kilala」という雑誌で、日本のライフカルチャーを紹介するローカル誌。6万部の隔月発行で、現地ではファミリーマートなどで100円くらいで売られているとのこと(日本企業には無料配布)。読者は25~35歳の女性が多く、内容としては日本への旅行や、美容、留学、流行、仕事、健康、ファミリー等が掲載され、それぞれのトピックについて日本のこと、もの、やり方を紹介しているようです。
今後もこうしたカタチで記事掲載をお願いしながら、各方面への広報としていきたいと思います。
(記事のもとになった原稿)
子どもの成長は数字とともに。
~計算力だけではない、そろばんのヒミツ~
「そろばんで計算」と聞くと、計算機やパソコンを使った方が速いと思われる向きもあるかもしれません。実際、“自動で計算できる”“即座に答えが出る”という点だけならコンピュータで十分でしょう。しかし、そろばんの力は計算するだけではないのです。そろばんは子どもたちのさまざまな能力を引き出し、発達させます。計算力アップはもちろんですが、よくいわれるのは「集中力」や「発想力」、「記憶力」などの向上です。
数字を注意して読み取ることで集中力が高まります。これをくり返し、習慣化することで、物事を深く分析するという大人になるにつれてとても大切になる力が培われていきます。そろばんの種目の1つ「読上算」は読み手の問題を瞬間に理解することが求められます。そのための集中力は、計算し、正確に数字を処理する能力をつける訓練にもつながっているのです。
また、「暗算」という種目もありますが、これには右脳を使用しているといわれています。そのため問題解決能力や発想力に結びつく、イメージできる力を育成するのにとても有効といえます。さまざまな大きさの数字や、足し算・引き算(見取算)、掛け算、割り算といったいろいろな種類の計算に触れることで記憶力なども刺激され、まさにそろばんは、能力(=脳力)開発のツールといえるでしょう。
実際に、子どもたちがそろばんを弾(はじ)いている姿を想像してみてください。木の珠をパチパチと動かして計算していきますが、幼少期の手遊びが成長にとても重要であるのと同様に、指で弾くことが脳に刺激を与え、知的発達を促していきます。その作業を目的を持って意識的に行うことで、自律性を高めることにも役立っているのです。このようにして成長していく姿に思いを馳せるだけでもワクワクしますね。何よりやっている子どもたちが「できた!」「わかった!!」をたくさん積み重ね、その楽しさと魅力を感じられることが一番です。
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そろばんの授業を見に来られた保護者の方からよくこんな感想をお聞きします。熱心に取り組んでいる様子を見て、「家では全然落ち着きがないのに、こんなに集中してできるなんて」と驚かれるのです。そしてやはり、集中して頑張り、「前よりたくさん正解できた」「難しい計算ができるようになった」と子どもたちがその日、手応えを感じて来た時よりも楽しそうに帰っていく姿を見ることは、教室をやっている側もとてもうれしく、大切にしていることです。
本当に子どもたちは日々、ものすごいスピードで成長していきます。そして学校の勉強だけでなく、テレビやお店やいろいろな場所で数字と接して生活しているのです。その毎日にそろばんが寄り添うことで、きっとさらなるステップアップや飛躍をサポートできると信じています。