セミナー開催「子どもたちに必要なこれからの教育」

アイキューブ主催の地域教育セミナー「子どもたちに必要とされるこれからの教育とは」は7月1日、長野県諏訪市文化センターで開催しました。
長野県諏訪エリア対象の開催で、前・諏訪清陵附属中校長の石城(いしがき)正志先生をお招きして、当地域の教育の現状とこれからの展望、そして実情を通して家庭や地域で取り組めることをテーマに、トークを展開しました。保護者代表として1名壇上に上がっていただき、いずみ塾のスタッフの雁木、同塾長の宮澤を交えてセッション形式で進行。中学受験希望者だけでなく、小中学生のお子さんを持つ保護者の皆さま100名以上にご参加いただきました。

社会情勢を交えつつ、子どもたちが大人になる頃の社会を資料をもとに俯瞰。そして昨今の教育改革に見られる動きを紹介しながら、今後求められる人物像をひもといていきました。
また知識偏重から思考力を育成する方向にシフトしていく様子とともに、“自分の頭で考える力をつける必要性”を解説。入試の問題がそうした作問内容に変わってきている動きを、実際の問題のサンプルを通して披露しました。

石城先生は、学校(または塾)に対しても、「次の時代に求められる教育を与えてほしい」と要望しつつ、「ユニークな人材育成のためには、均一な集団ばかりではダメ」などとして、諏訪清陵附属中の「先取りをしない」中高一貫の特徴も紹介し、こうした選択肢を有効に活用してほしいと訴えた。
宮澤も「諏訪の地に公立の中高一貫校があるのは大きなメリット。子どもたちがこれまでとは違う未来を生きていける力がつけられる取り組みができる機会が広がれば」と展望を語った。
アイキューブでは今後も、各地で同様の催しが開催できればと考えています。