株式会社アイキューブ(本社茅野市)は、外国人労働者向けのオンライン日本語学習システム『Plusta』の販売を2019年8月からスタートさせます。
長野労働局の発表によりますと、平成30年10月末現在長野県内で働く外国人労働者数は17,923人(前年同期比13.5%増)、外国人労働者を雇用している県内事業所数は3,445事業所(前年同期比10.6%増)となっています。
国内での労働力不足や外国人雇用に関する法改正を背景に、外国人労働者数は今後も増加することが見込まれます。
一方、日本で働く外国人の日本語能力習得には「日本語学校に通おうにも近くにない。時間が合わない」「日本語を系統的に学ぶ場が見つからない」という課題があります。
また、外国人労働者を採用する企業側にも「企業の中で日本語教育をするのは難しい」「日本語ができないため、職場や生活環境になじめず、早期の退職に繋がってしまう」という悩みがありました。
そこで、アイキューブでは、日本語をオンラインで学習できる『Plusta』を開発しました。
『Plusta』は以下の特徴をもった商品です。
①日本語能力検定(JLPT)に準拠したカリキュラム
カリキュラムには、日本語能力検定のN5~N1までのカリキュラムが含まれています。また、日本語でのビジネスマナーの講座も備えています。そのため、学習者は自分の日本語理解度に応じて必要なレベルから日本語を学習することができます。
また、オンラインで学習が可能なため、PC、タブレット、スマートフォンを使用していつでもどこでも学習が可能です。
②学習サポート
オンラインでの学習には「長続きしない」「基本的には1人での学習なのでモチベーションを保つことが難しい」という課題があります。
そこで、アイキューブは40年以上にわたる学習塾経営のノウハウを活かし、オンライン学習システムに『学習サポート』というサービスをつけています。
『学習サポート』は、学習者である外国人労働者の目標を立て、目標に向けた学習の進捗を管理するサービスです。学習の進捗を企業担当者と外国人労働者双方にフィードバックすることで、学習を継続するモチベートするとともに、企業側の日本語育成業務の軽減につなげます。